2013年08月24日

ソーシャルゲームでウハウハ考察 後編 〜艦これ&アイマス・ラブライブ!の巻〜 (by ハラちゃん)

毎度お疲れ様です。
この記事は「ソーシャルゲームでウハウハ考察 〜旧来ソーシャルゲー&パズドラの巻〜 (by ハラちゃん)」の後編になります。前編は読んでおいた方がいいかも。
前編を書き終えた後、艦隊これくしょん(艦これ)のお金儲けの記事を早速書こうとしたところ、古本屋方面から「エロ本トークを始めるべきだ!」という毒電波を受信し、死んだ魚のような目で指を操られながらも投稿した結果がこれでした。週内には投稿とは何だったのか。操られてしまったのだから仕方無いよね。

さて、ソーシャルゲームでウハウハ考察の前編では、「旧来のソーシャルゲーム」と「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のお金儲けの方法を考察しました。
簡単にまとめますと……


旧来ソーシャルゲーム
・ゲームを便利にするアイテムを売って儲ける。
・プレイヤー同士の対戦に使える強いキャラを売って儲ける。
・課金者は無課金者に対して優位に立てる。
・プレイヤーがたくさんいればたんまり儲かるが、プレイヤーが集まらないと運営費だけ無駄にかかってしまう。
・ブームが起きるのを狙い、ブーム時に一気に儲ける短期決戦型。


それに対するパズル&ドラゴンズの新しいところ
・有料アイテムをことある毎に無料配布しまくる。
・プレイヤー同士の対戦要素は無く、運営が用意したダンジョンをクリアしていくだけのコンシューマーゲームに近いゲーム性。
・課金者と無課金者の差は少ない。
・1プレイヤーごとの課金額は少ないが、その代わり大勢のプレイヤーを獲得した。
・平均課金額は少なくとも、多くの客からちょびちょびと長く儲けていく長期戦型。


だいたいこんな感じでしょうか。
ことあるごとに切りの良いダウンロード数到達を発表し、それを肴に宴を続けるパズル&ドラゴンズ。
どこでお金を儲けるつもりなんだと心配されたゲームだったのも過去の話。
口コミを元にパズドラへ流出を続けていくプレイヤー、そして流れていくお金は無視できる規模のものではなくなっていきました。
あらゆるメディアが取り上げ、いつの間にやらAndroidでもiOSでも売上ランキング1位を獲得するほどまでになります。

ソーシャルゲームのメインストリームはやはりスマホ!Flashなんて無かった!


などと言う誰かの叫びが聞こえてくるかのようです。
パズル&ドラゴンズの「パズル」のところを「クイズ」に変えてみたり、「コイン落とし」に変えてみたり、「ぷよぷよ」に変えてみたり。
全力で「次のパズドラは俺だ!」と言わんばかりの新しいソーシャルゲームが考案されては、大いなるパズドラの壁に突進するという光景が数ヶ月前からよく見られていました。
ただ、どいつもこいつもプレイ画面の見た目も内容もだいたいパズドラの路線をそのまま引き継ぎやがっているため、あの形式にソーシャルゲームのユーザも食傷気味となっていきました。

そんな中で今年の4月に現れたのが「艦隊これくしょん(艦これ)」
第二次世界大戦中に活躍(?)した大日本帝国の軍艦を擬人化した女の子達(艦娘)が、敵である深海棲艦を相手にドンパチをやるソーシャルゲームです。
駆逐艦や軽巡洋艦、戦艦や空母などを組み合わせて自分だけの艦隊を作り、様々な海域を乗り越えていくのがメイン。
こちらもパズドラと同じく、口コミで人気が爆発したタイプのソーシャルゲームでありますが、近年のソーシャルゲームと比べ様々なところが変わっていました。
まず、GREEもmobageも絡んでいません。配信しているのはDMM.com。ソーシャルゲームでは正直言ってあまりぱっとしないイメージの企業です。
さらに、このソーシャルゲームは基本的にはパソコン専用であり、しかもFlashで作られています。ソーシャルゲームといえばスマートフォン!脱Flash!の風潮に対し全力で中指を立てているところがROCK。
また、本作はエンターブレイン等の作品でおなじみの角川ゲームスがソーシャルゲームに殴り込みをかけた初めての作品となります。
以下がリリース前のゲームニュースサイトでの記事。


4Gamer.net ― 今度は「艦艇×娘」。角川ゲームスとDMM.comが新作ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」のサービスを今春開始。事前登録は本日スタート



リリース前の記事のタイトルの段階で「今度は」と言われているあたりで分かるとおり、物を擬人化したゲームというのは既に多数存在しました。
そもそも八百万の神であるとか、付喪神だとかそういう概念がある日本において、物を擬人化してエロい妄想をすることなど余裕のよっちゃん。
さらにいうと「萌え萌え2次大戦(略)」という戦闘機やら軍艦やらを擬人化したそのものズバリなゲームも5年以上前に発売されているため、ぶっちゃけ二番煎じ感が否めず、「とりあえず兵器擬人化して女の子脱がしてキャー!とか言わせとけばいいんだろ?」という魂胆が見え見えな(ハイ!その通りです!)あざといソーシャルゲームだと思っていた時期も俺にはありました。

まず他のソーシャルゲームと比べて違うところは、お金を払わずとも強いキャラが手に入るということ。
第二次世界大戦時と言えば、やはり華は高火力でドカーン!防御力はカキン!な戦艦であり、当時絶大な威力を発揮した空母も含めて、「手に入ればさぞかし強いんだろうなー。でもきっと運営会社的にはここで儲けたいはずだから高いんだろうなー。と思っていたところ、普通に通常コマンドで建造できました。事前登録者向けのプレゼントである「軽巡洋艦 大井」もさっき敵を倒した際に普通に出てきました。
もちろん最初に手に入る軍艦こそ駆逐艦ですが、手持ちの資源を使うことで大体のキャラを建造することが出来ます。もっとも、この資源こそが後々悩みの種になるのですが……。

また、珍しい特色としては「轟沈」という仕様が挙げられます。
第二次世界大戦中に使われていた軍艦達は敗戦していることからも大体想像できるとおり、大体沈没しております。
この艦これにおいても、戦闘時に一定の条件を満たしてしまうとキャラが轟沈し、二度と戻ってくることはありません。
いくらレベルをあげても轟沈すれば海の藻屑。ウィザードリィばりに恐ろしいロスト要素が仕込まれています。
歴史的にも元ネタの軍艦が轟沈しているだけにプレイヤーの心中での深刻さは増し、大切に育てたキャラが大破でもしようものなら、心の中で悲鳴をあげてしまうわ、「言葉にできない」(小田和正)をBGMにした走馬燈が流れるわ、えらいこっちゃです。正直あまり服が脱げても嬉しくない。
ただ、それだけあって長く付き合った艦隊にはまるで相棒かのような絆を感じ、敵とやり合うその砲撃の一発一発にすら一喜一憂してしまいます。
旧来ソーシャルゲームではおなじみの「他プレイヤーとの対戦」もありますが、こちらでは轟沈無し。
出撃するのと同じように燃料や弾薬こそつかいますが、経験値もかなり多く貰えるので、育て上げた艦隊の強さをにっこりしながら眺めつつも安全にレベルアップできて素敵です。

また、駆逐艦などの一見弱そうに見えるキャラでも、ソーシャルゲームでよくある「キャラ合成」(キャラ同士を合成させ、親となるキャラの能力値を上げる)だけでなく、様々な場で活躍できるところも特徴です。
一見すると、戦艦や空母だけそろえていればどんな敵でも勝てるのでは無いかと思いますが、戦艦や空母はすごいだけあって出撃するだけでたくさんの資源を使います。
よく空母の赤城さんが「大食いだ!フードファイターだ!」などと言われますが、ぶっちゃけ空母も戦艦もみんなフードファイターです。
燃料、弾薬、ボーキサイト。戦艦や空母の運用をするにあたっては、まずこの3つの資源が恐るべき勢いで減っていきます。
あと、装備の開発やキャラの建造でも資源が減っていくため、強いキャラや装備を出そうとするたびに、貧乏気分を味わうことになります。
資源は時間が経過するか、アイテムをリアルマネーで購入することで回復しますが、1つめの艦隊の他にも艦隊を組んで「遠征」させ資源を探させることでも増やすことが出来ます。
その遠征にうってつけなのが、燃費がいい駆逐艦達だったりするのです。
また、敵としても味方としても出てくる「潜水艦」を戦艦や空母では攻撃出来ないため、潜水艦を掃討する役目を果たし大活躍したりします。

ゲーム性的には、艦隊の進むルート決めから実際の戦闘に至るまで運の要素がかなり強くなっています。
先述した潜水艦への対策など、艦隊の組み方や装備、レベルあげや艦隊内での順番を変えたり、敵艦隊ごとに陣形を変えたりと、勝つ確率を上げるための戦略は多々あるため、やりこもうと思えばいくらでもやり込めます。
ただ、ランダム性が高い故に、レベル上げしまくり鍛え上げたマイ戦艦が目の前に敵戦艦がいるのにも関わらず率先して駆逐艦を狙いやがり、その間に味方の駆逐艦が敵戦艦からの攻撃を食らい大破したことを無視しつつ「艦隊の頭脳と呼ばれるように頑張りますね!」などと抜かしやがるギャグみたいな光景がよく見られます。
そんな時は「誰がてめえを艦隊の頭脳と呼んでやるかバカヤロー!」などと心の中で思いながらほほえましく見ていてあげましょう。
必死に攻略するのもいいですが、自分が作り上げた艦隊が敵艦隊を圧倒的火力で倒していくのを見て和むというのもいい楽しみ方ではないですか……。

さて、本題の艦これにおけるお金儲けの方法ですが、一日中どっぷりやりこんだりイベントで上位を目指したりしない限りは、基本的には課金の必要を感じないほどに快適なプレイができるゲームです。
日や週ごとに用意されている任務(クエスト)をこなしていくと、資源の他にも有料で売っているはずのアイテムがたんまり手に入ります。
永続的に続くので課金すべきものとして、ダメージを受けたキャラを回復するドックの数を増やす「ドック増設キット」(1個1000円)と、キャラ保有数を増やす「母港拡張」(10隻につき1000円)が挙げられますが、こちらにしても別に無くとも支障なくプレイ出来ます。
大切に育てたキャラの轟沈を避けるための課金アイテムなどもありますが、システム上プレイヤーが無理をさせない限りキャラが轟沈をすることはないため、攻略を急ぐ人や心配性の人以外には必要ないアイテムとなっています。


では、ゲームのどこでお金儲けをするかというと、これはもう善意に頼るしかありません。
なにぶん、運の要素が強いゲームなのでお金を積んでも勝てるようなシステムではありません。
現状の艦隊これくしょんは、ユーザ数の急激な増加のためことある毎にサーバが陥落するような状態であり、アクセス過多になるたびに運営スタッフが真面目な態度で必死にアナウンスしています。
ユーザ数が増えすぎて現在に至っては「着任抽選が当選するのを待つゲーム」とまで言われる有様であり、運営側の修羅場っぷりもありありと想像できます。嬉しい悲鳴というか、嬉しい断末魔があがっていそうです。
そういう状況であるため、一部ユーザの間では「運営にお布施をしよう」と積極的に課金を行う姿勢をみせる人達が現れました。
サーバとスタッフが死にかけることによりお金が集まる。「がんばれ運営マーティング」の誕生です。

というのは悪い冗談として、なんと言っても角川ゲームスはあの角川グループ傘下なので、メディアミックス展開での収益をメインにするつもりだと思われます。
艦隊これくしょんは元々の軍艦を元にしたキャラクター設計が秀逸であるため、グッズを待ち望んでいる人は非常に多いのです。
アニメイト等一部ショップですでにグッズの先行販売が始まっているのですが、ラインナップ的にまだ満足できる状態ではありません。様々なキャラのフィギュアも発表はされていますが、実際発売されるまでにはかなりの時間がかかるでしょう。あとカレー高え。
そのため、艦これグッズに餓えた人達がふらりとプラモ屋で軍艦コーナーで見知った名前を見つけ「赤城だ!加賀だ!」と駆け寄っては、パッケージを見て「って船じゃねーか!」ととち狂ったツッコミを脳内で入れる、という狂気じみた状態も一部に見受けられます。当たり前だろ。
そこから一歩進み、軍艦プラモを擬人化された女の子っぽくカラーリングする人も現れたりもしています。船に性欲を燃やす時代がついに来た、という感じです。頑張ればいける。
そんな感じで自作グッズ製作に走る人達も出てきているため、実際に公式が大量にグッズを発売したときの爆発力は、まるで戦艦の火力の如く凄まじいものになるに違いありません。
正直、今であれば「艦娘がうたったCDだよー」と言いながら歌のうまいおっさんが歌った軍歌のCDを売っても完売しそうなテンションです。詐欺とか言われて間違いなく大事になりますが。
漫画・CD等含め角川グループが「艦隊これくしょん」を題材にどのようなメディアミックス展開を仕掛けていくか。そこが見物だと言えましょう。

というわけで、これでパズル&ドラゴンズと艦隊これくしょんの考察が終えたいと思います。
もちろんこれはお金儲けの方法だけの考察であり、実際にこれを踏襲してソーシャルゲームを作ったとしてもそれはヒットしないことでしょう。
パズドラにせよ艦これにせよ、キャラクターの見た目・パラメータ等含めた全体的な秀逸さと、ゲーム自体のシステムが奇跡的なバランスで組み合わさったことによりヒットしたのです。
お金を払わない人とお金を払う人の差を小さくしてユーザ数を増やしたところで、最終的にヒットするかどうかを決めるのはゲーム部分の面白さ。それと時の運だと思います。セガの歴史的に考えて。

ちなみに、今回取り上げた2つのゲームは無名の状態から口コミでユーザを増やしていきヒットしましたが、元々「有名なタイトルであり」「元々のユーザ層が濃い」場合には旧来のソーシャルゲームの方法でも大もうけできます。
その最たる例が「アイドルマスターシンデレラガールズ」です。
元ネタとなる「アイドルマスター」のファン層自体が元々お気にのキャラのブルマ姿を見るために1500円払ったりするような猛者揃いであるため、財布についた導火線に火をつけるだけでそれはもうすごい金額が流れます。
アイドルをモチーフにしているだけあって、CDを発売しそれらもオリコンランキングに普通にランクインするなメディアミックスも完璧。ウハウハで笑いがとまらないことでしょう。
また、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」では、アニメ放送終了とゲーム配信までの間を限りなく短くし配信することにより、アニメ視聴者をその熱狂が冷めぬままゲームの方に引きずり込むという試みが行われ見事に成功しました。
ゲーム内容としては音ゲーにあたるのですが、難易度を上げれば普通の音ゲーマーも割と楽しめる感じでなかなかにいいと思います。
ただ、旧来ソーシャルゲームにおけるガチャが「勧誘」、売却が「転部」という名目になっており、「一般生勧誘を行った後、資金繰りのために転部勧告を行いゴールドを手に入れる」という一連の流れがアイドルスカウト詐欺のようでシュールです。被害者の会とか作られてそう。

というわけで、まだまだ儲けられるソーシャルゲーム業界。
今でも旧来ソーシャルゲームの枠組みから抜け出そうと、様々なアイディアが盛り込まれたソーシャルゲームがたくさん生み出されています。
これからももっと面白いソーシャルゲームが出来ることを祈り、そしてリワード広告を出して僕の金銭状況を救ってくれることを祈っていきたいと思います!結局金かよ。




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2013年08月15日

臆病と知恵とエロ本ドリーム(by ハラちゃん)


「ああ、僕は一生エロ本を買うことなどないのだろうなぁ」
コンビニや本屋の成人誌コーナーをちらりと見るたびに、当時非常にピュアな男子高校生であった私は思っていたのでした。
なにぶん生まれたときから臆病な性分です。
成人誌コーナーの前にたたずむだけで、「アイツはエロ野郎よ」「ドスケベ!」「ムッツリー!フゥー!」などと同級生の女子から陰で嘲笑されるのではないかと恐れて、エロ本に近づきすらできない始末。
エロ本を立ち読みするオッサンを発見しては、「な、なんて勇気のある人なんだ!この人ならばエクスカリバーも抜けるかも!」とまで高評価を与えていました。

そんなピュアだった私も、今では真っ昼間からエロ本を買いに行くようになりました。
それは、古本屋という革新的なエロ本売り場を発見したからなのです。

元々はエロ本を求めるために古本屋のアダルトコーナーを訪れたわけではなく、そこに同人ゲームや昔見ていた一般向けパソコン雑誌が置かれていたからなのですが、ある日そこで欲しい同人ゲームを見つけて買おうとする時に気付いたのです。
あるチェーン店の古本屋のアダルトコーナーのレジは、店員から顔が見えなくなっているということに!
ということは、私が100冊エロ本を買おうが、店員的には「どなたか存じませんので貴方が度の超えた金持ちドエロ野郎であること以外は分かりません」ですむのです。
また、アダルトコーナーにはのれんがあり、入る前こそ潜入工作員のようなスニーキングテクニックが求められるものの、一旦そこに入ってしまえばエロ本を物色しているということも、同じエロ本を物色している者以外には分かりません。
そしてエロ本の物色は非常にデリケートな行為。エロ本を探し求める者の間では、暗黙の了解という形で不可侵条約が結ばれています。
これはもしや、好き放題エロ本を物色できるのでは!?そして買いまくれるのでは!?
私はそれはもう新天地を見つけた冒険者状態でテンションがあがっていきました。
ちなみに古本屋ではありますが、アダルトコーナーには普通に新刊本も置かれています。エロ本という偉大な存在の前には古本屋という建前も揺らいでしまうものなのでしょうか。

しかし、エロ本買い放題だと分かっていても、私は臆病者です。
エロ本を探し求める者の間で不可侵条約が結ばれていたとしても、パパンとママンというエロ本ユーザにとっての最大の敵の存在は解消されません。
たまに自家用車の掃除をするとパパンが車内に隠しているエロ本を発見してしまい気まずくなったりするので、別にエロ本の存在自体が我が家で禁じられているわけではありませんが、「エロ本を買った」という事実は出来るだけ悟られないようにしなければなりません。
というわけで、エロ本を買いに出かけるのは真っ昼間のみということに決めました。真夜中に買いに行くのは生々しすぎます。
また、「エロ本が買えない買えない」と悶々としている間に、残念なことに私自身の性的嗜好がねじ曲がってしまったため、本来であればエロ本自体も隠し場所を考えなければなりませんが、元々我が家には漫画本が100冊以上あるのでその中に紛れ込ませばOKでしょう。OKと言ったらOKなのです。
そうして我が家に築き始めたエロ本パラダイス。しかしとある瞬間、私はふと気付いてしまったのです。

「あれ!?この古本屋って昼間は客が少ないから、結果的にエロ本買ったの俺ってバレてね!?」


大問題勃発です。
昼間の古本屋は不思議と客が少ないため、客が自分一人だけというケースも多々あります。
そうした状況で顔をかくしてエロ本を買ったところで、古本屋の出入り口を見るだけで店員からはこの卑しいドエロ野郎の姿が丸わかりです。
というか冷静に考えれば、体型とか服の柄とかでも客が少なければ特定は出来ますし、エロ本はうっかり表紙が他の客から見えないよう紙袋で包装されるため、分かる人には「あいつはさっきエロ本を買ったのだな」ということが分かってしまいます。

しかし、一旦は築きかけたパラダイス。自分好みのエロ本で本棚を埋めるというエロ本ドリームは(主に本能的に)止めることが出来ません。
ドエロ野郎であることがバレることはこの際仕方が無いことにします。そもそもエロ本売ってる店がドエロ野郎なんだ。そこの店員もドエロ野郎に違いない。ドエロ野郎めコンチクショウ。
しかし、それであっても性的嗜好がひねくれていることだけは店員に知られたくないのです。
ドエロ野郎な上に変態となると、うっかりその店員とコンビニで鉢合わせした時に「ゲエッ!」という顔をされかねません。そんな顔されたら私の胃腸がストレスで爆散して死んでしまう。

そこで私は知恵を絞りました。
座右の銘は温故知新!先人の知恵を借りれば、この場だってしのぎきれるはず!
普通の本屋でエロ本を買う際は、一般的に

一般誌>エロ本<一般誌

といったように、一般誌でエロ本を挟む「サンドイッチ戦法」が用いられるそうです。
非常に素晴らしい先人の知恵ですが、ここは古本屋のエロ本コーナーです。四面楚歌ならぬ四面エロ本。エロ本しかありません。ある意味ハーレムと言えますが非常にまずい状況です。
自分の性的嗜好がねじまがってしまったことを隠すには、マイルドなもので挟み込むしかない。
そしてマイルドなエロ本といえば、ノーマルな純愛もの!
つまり

純愛>アヘ顔ダブルピース<純愛

純愛LOVEでアヘ顔ダブルピースを挟み込む!これこそが私が生み出した「変態サンドイッチ戦法」です!
温故知新オブザイヤーを獲得できるのではないか、と思えるほど自慢のアイディア!
この戦法では店員に「3冊もエロ本を買うなんて、この人はさぞかしドエロ人間なのだろう」と思われてはしまいます、アヘ顔ダブルピース好き発覚だけは回避できます。
「普通に純愛ものがすきなんですけど〜、たまにはちょっと変わり種が欲しいと思って〜、アヘ顔ダブルピース買っちゃったんですぅ〜」と言うオーラを、レジに差し出すときに腰をくねくねさせながら発せばさらにパーフェクト。


なんてことを考えながら本日真っ昼間からエロ本を購入したところ、エロ本購入後に通常行う「店内を一周歩き回って退店するタイミングをずらす」という心理テクニックの実践を忘れ、いやらしくニヤけながらそそくさと古本屋を退店してしまいました。
しかもそういう時に限って、アダルトコーナーから出てきた僕の姿を目撃している他の一般客がいたし。消えてしまいたいよもう。

あ、そうそう。エロ本探しで様々な古本屋のアダルトコーナー巡りをしていたところ、高校の時の部活の先輩と数年ぶりの再会を果たすという奇跡が起こりました。
例によってお互い気まずい雰囲気になりましたが、顔だけしか覚えていない命の恩人を探している方などはエロ本コーナーに通い詰めてみると、まさかの奇跡が起こるかもしれませんよ……?(どういうオチだ)
あと、アヘ顔ダブルピースはもののたとえであり、実際の僕の性的嗜好ではありませんのであしからず。あー、淫らな触手になりてぇー。




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2013年08月14日

ソーシャルゲームでウハウハ考察 前編 〜旧来ソーシャルゲー&パズドラの巻〜 (by ハラちゃん)


ソーシャルゲームへの課金に対して、「サービス終了したら金の無駄になる」派と「その時楽しけりゃいいんだよ」派で未だに論争が続いている昨今であります。
つまるところ、ソーシャルゲーム肯定派と否定派の戦いなわけですが、平成生まれながら普通に(スーパーじゃない方の)ファミコンに親しんできた私としては、別にどっちでもいいんじゃねという感じです。

〜完〜

というか、Steamでセール時にゲームを買いあさったものの、30分くらいしかプレイせずそのままになっている残念な子である僕には、どっちの言い分も分かっちゃうわけで何とも言えない感じだったりするわけです。
個人的に、ソーシャルゲーム界隈は一発どこかのメーカーがヒット作を当てれば、それの絵をちょっと変えただけのクローンゲームが大量に出てくるのが嫌いですが(操作感で差別化も出来ないしね)、そのパイオニアたるヒット作は本当にすばらしいものなのです。
操作を簡易化する代わりに、コンシューマーゲームの面白いところを抽出して楽しませてくれます。まさに時間のない人にぴったり。
ただしいつも論争の種になるのは、お金儲けの方法の話。
ここ最近、話題になっている2つのソーシャルゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)「艦隊これくしょん」(艦これ)から、ソーシャルゲームのお金儲けについて考えてみたいと思います。

まず、旧来のソーシャルゲームのお金儲けの話。
旧来のソーシャルゲームでは、わざとゲーム進行を不便にし、ゲーム進行を便利に進めさせる課金アイテムを販売するという方策を採っていました。
また、強力なゲームキャラクターを販売することもよく行われます。
ソーシャルゲームでは他プレイヤーと何かしらの方法で対戦できるものが主流で、しかも初期のヒットタイトル「怪盗ロワイヤル」のように「対戦に勝つと相手のアイテムが奪える」と言ったシステムが組まれていることが多いのです。
つまり、「強力なキャラをもっていれば、持っていない人よりもゲーム上で優位に立てる」
ソーシャルゲーム内で上位を目指す人達に課金をしてもらう、というお金儲けの方法です。
販売方法も多岐にわたり、素直に販売するときもあれば、その名の通りどのキャラが出るか分からない「有料ガチャ」のみで販売されることもあります。
また、こちらは批判されましたが、有料ガチャで特定のキャラ達をコンプリートすると特別なキャラが手に入る「コンプガチャ」というものもあります。何回有料ガチャをすればコンプリートできるか分からないので、数千円で済むこともあれば10万円かけても手に入らないこともある恐ろしい販売方法です。
また、「イベントの上位○名にキャラを配布」と言った企画を組むことで、ゲーム進行を便利にすすめさせるアイテムの利用を促進させたり、強力なキャラの需要をあげたりと、まさにプレイヤー間での札束での殴り合いを引き起こすことが出来ます。
殴り合った際に使った札束は運営会社があとで美味しくいただけるので、企画がうまくいけばホクホクです。

ちなみに今回はソーシャルゲームの話ですが、パソコン用のオンラインゲームも似たような課金形態が多かったりします。
そもそも、こういう課金形態をもつオンラインゲームの始まりが、某国でコピーゲームが蔓延しコンシューマーゲームが儲からなくなった結果、コピーしようもないオンラインゲームでお金を儲けることが主流になったことからだったりします。
そのため、正常に経営出来る程度にユーザから課金してもらわないとゲームメーカーも困るわけです。
多々批判されておりますが、そのような状況下で試行錯誤を行い、つまれたノウハウの結果が有料ガチャでありコンプガチャであったのです。
ここ日本でも数年前にマジコン騒動で大騒ぎになってしまったように、コピーゲームがより身近になりつつあります。
そんな中、コンシューマーゲームを作っていたゲームメーカーがソーシャルゲームを作り始めるのは当然の流と言えるでしょう。

閑話休題、そんなこんなでお金儲けの実績を作ってきたソーシャルゲームの運営会社なのですが、
いかんせんゲーム自体の知名度が低ければ、絶対的なプレイヤー数は少ないですし、プレイヤー間での対戦もなかなか盛んになりません。
いくらデータ上のアイテムやキャラを売るとは言っても、ソー
シャルゲームのシステムを動かすためには運営費がかかります
結果的に待っているのは「ソーシャルゲームを作ってみたはいいものの、儲からないので数ヶ月で運営終了」という悲しい結末。
たくさんプレイヤーがいてなんぼのソーシャルゲームなので、ぶっちゃけほとんどのユーザはヒットタイトルぐらいしか遊びません。
みんなしてヒットタイトルのシステムをほぼ丸パクリして絵だけ変えたようなものばかりだしているので、余計にその傾向は強まっていきます。
一部ニッチな需要をついたタイトル以外は大体悲しい結末を迎えているのです。
そんなメジャータイトル以外は閉塞感があったソーシャルゲーム界に、去年流星の如く現れたヒット作がガンホーの「パズル&ドラゴンズ」だった、というわけです。


「パズル&ドラゴンズ」は旧来のソーシャルゲームとはかなり違っていました。
まず、プレイヤー間での対戦というシステムがありません。「札束での殴り合いが起こらない」という時点で驚きです。
そして唯一の課金アイテム「魔法石」をことある毎に配布するという暴挙まで行い始めました。
メンテナンスが遅れると即魔法石プレゼント
AppBankの社長がダンジョンをノーコンティニューでクリアしたので魔法石プレゼント
アプリのダウンロード数が一定数を超えたから、記念イベントだ魔法石プレゼント
通算ログイン日数がキリの言い数字になったぜ魔法石プレゼント
その大盤振る舞いぶりから、ガンホーの社員は語尾が「魔法石プレゼント」になっているのではないかと僕の中で話題でした。
となると気になるのがお金儲けの方法。
唯一の課金アイテムをばらまいている状態で、どうやってお金など儲けられるのでしょうか。
旧来のソーシャルゲームムーブメントが起こっている短期間に収益を上げることに活路を見いだす中、ガンホーが選んだのは無課金ユーザと課金ユーザの差を少なくするという細く長い道でした。
大量に課金アイテムを配布することでたくさんのプレイヤーに課金アイテムを使い慣れさせることにより、一人一人の平均課金額が他のソーシャルゲームと比べて少ない代わりに多数のユーザに課金させることに成功したのです。

プレイヤーが課金する主な目的は「有料ガチャ」と「コンティニュー」。
他のソーシャルゲームと有料ガチャに関してはほぼ同じですが、コンティニューはパズドラならではのものです。
パズドラではプレイヤー間での対戦が無い代わりに、あらかじめ用意されたダンジョンをプレイヤーが攻略するというゲーム形式になっています。そのため、どちらかというとプレイ感覚的にはコンシューマーゲームの方に近くなっています。
最初こそ弱いキャラでもクリアができますが、後に進むにつれ強いキャラがいないとクリアが厳しくなっていきます。
強いキャラは有料ガチャの他にも、ダンジョン内の敵を倒すと一定の確率で手に入るのですが、例え強いキャラがダンジョン内で手に入っても、ダンジョンをクリアしないと入手できたことになりません
ダンジョン途中で力尽きてしまったとき、そんなときでも魔法石を使えばそこから「コンティニュー」ができる。
それがユーザの課金欲に火をつけるのです。ちなみに、期間限定ながらクリアすると必ず強いキャラが手に入るダンジョンもあるので余計に火が付き大炎上です。
もちろんタイトルに「パズル」が入っていることから分かるとおり、強いキャラがいてもパズルが下手だとダンジョンはクリア出来ません。
旧来のソーシャルゲームのお金儲けの路線を踏みながらも、「パズルの実力があれば何とかできることもある」というまるでコンシューマーゲームのようなゲーム性がたくさんのユーザの心をつかみました。
パズドラの面白さは口コミで広がっていき、そして人気に火が付き、運営会社であるガンホーはそれはもう大もうけしたそうです。


パズドラのブームの中、今年4月に現れたのが角川ゲームスの「艦隊これくしょん」です。
艦これの課金システムについて考えて……みたいと思ったのですが、想像以上にパズドラのことを書くだけで疲れたので、次の記事で書くことにします。
ぶっちゃけた話すると、ブログ書いてる暇があったら艦これの攻略早く進めてえ。
おそらく今週中にはこの記事の続編が出来ると思いますので、それまでしばしお待ちください。





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