ハラちゃん:『チベットと東トルキスタン、先生はどちらに行かれたいですか!?』
BAA:異様にコメントしづらい発言をするな!これは、上海市で親が子どもの海外旅行などの過度なプレゼントをする「贈り物攻勢」がエスカレートしている、というニュースだな。
ハラちゃん:なんか大分県のアレで色々と騒がれてる中で、結構すごいタイミングで入ってきたニュースですね。
BAA:いや、元々中国では9月10日に、「教師の日」ってのがあって、その日は生徒が感謝の気持ちをこめて、担任の先生に花なんかを渡してたんだ。だが、それがエスカレートして、海外旅行やら高額な犬やらを送るような事態になってしまってるそうだ。
ハラちゃん:ホストに貢ぐ女みたいですね。
BAA:変な例えすんな!・・・でも、確かにそれに似たようなもんかもしれねえな。高額なプレゼントを与えることによって、「自分の子どもに特別待遇をしてもらおう」って考えが根底にはあるわけだし。とある父親は、来月1日から中国で始まる大型連休のために、娘の主要教科を担当する教師3人に対して日本旅行に招待しようとしているらしいぞ。
ハラちゃん:犬なんかもらっても逆に迷惑な気もするけどね。ハッ!もしや、これは先生に対し「政府の犬」と批判するパフォーマンス・・・!
BAA:どんだけ回りくどいパフォーマンスだよ!
ハラちゃん:もしくは「犬のかわいさに溺れて、学校に来れなくなってしまえばいいわ!」みたいなね。
BAA:、教師を不登校にさせてどうするんだよ!つか、いくらなんでも教師をなめすぎだろ!
ハラちゃん:『散歩のたびに犬に襲われるがいいわ!服を噛まれた結果、一張羅に穴が開いてしまえ!』
BAA:一張羅、って彼女との初デートじゃねえんだよ!・・・つか、わざわざそんな風に教師を貶める意味なんてねえだろ?
ハラちゃん:あながち間違いじゃないかもよ。あの、「みんなが大嫌いな日本」に追放しようとしてるくらいだしねー。あーあ、先生かわいそう!
BAA:お前がその日本生まれの日本育ちだろうがよ!・・・この状況に対して、専門家は「金銭で特別待遇を買おうとするのは完全な誤りだ」って警鐘を鳴らしてるんだが、なかなか収まりそうにねえな。
ハラちゃん:まあ、先生はそんなものよりも、きちんと学力をつけて、世の中で活躍している姿を見られれば、それだけでもう十分、嬉しいと思うんですけどね。
BAA:確かにそうかもな。実際に、自分の教えたことで、生徒が大成してくれれば、光栄なものはないしな。
ハラちゃん:そしてさらに、初任給の1割をくれるのならば、さらに喜ぶよね。えっ!?3割!?もう泣いて喜びますよ!
BAA:そういうのは親に渡せよ!つか、結局金がほしいのかよ!
ハラちゃん:ましてや毎月1割を送っていただけるなら、毎日あなたの家に行ってもっと色々な勉強を教えます。そう、色々な、勉強をね・・・!
BAA:元生徒にパラサイトしてんじゃねえ!つか、何を力強く発言してるんだよ!
ハラちゃん:最終的には「成金教師」なんかも出てきちゃったりしてね。教科書を燃やして、物を落としたお嬢さん方に明かりを与えちゃったり。
BAA:お前の成金のイメージはどうにかなんねえのかよ!つか、金があるからって教科書を溜め込んだりはしねえよ!
ハラちゃん:数学の先生とかだったら、どんな問題でも単位が通貨単位になっちゃったりしてね。
BAA:習えない範囲どんだけでてくるんだよ!つか、そんな先生普通に尊敬できねえだろ!
ハラちゃん:『この浴槽には20リットルの水を入れることが出来ます。では、何万円あればこの浴槽をいっぱいにすることができるでしょうか。』
BAA:胡散臭い広告じゃねえんだよ!つか、んな問題、お金の重さが分からなきゃどうしようもねえだろ!
ハラちゃん:『金は命より重い・・・!』
BAA:どうしろと言うんだよ!・・・まあ、何だ。「先生に頼らないと勉強が出来ない」ってのはまずおかしいわけで、本当に大事なのは「自分から学ぼうとする姿勢」なわけだ。そうすれば、自然と成績も上がるし、先生からも目をかけてもらえるだろう。学習することを楽しく思えるようにして、そして精一杯努力を続けていく。それが一番いい学習方法だと思うぞ。
ハラちゃん:ただ、社会に出てから重要なのは「学歴」という名の第一印象だからアレなんだけどね。私、ハラちゃんは、「駄目人間として生活する」学の教師としてこれからも頑張っていきます!
BAA:反面教師になってどうするんだよ!もういい加減にしろ!

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