2013年10月02日

平成生まれのファミコントーク #3 テトリス

テトリス
メーカー:BPS
発売日:1988年12月22日
ジャンル:パズル






(前回の記事はこちら)
ゲーマーが「アレクセイ・パジトノフ」という名前を聞いて最初に思い浮かべるゲームはまずこれだろう。
様々な形をした「テトリミノ」が上から落ちてくる。
それらをゲームフィールドに置いていき、列をそろえて消していく。
ただそれだけの単純な繰り返しなのに、全世界の人にここまで知られ愛されているのだから、「テトリス」というゲームは恐ろしい。


tetris01.jpg


今回紹介するのはテトリスのファミコン版である。
今時のテトリスでは「HOLD」だの「T-SPIN」だの色々あるものの、本作にはそういうものは全く無い。
それどころか、日本で親しまれたテトリスでは当たり前の「ソフトドロップ」(ゆっくりとテトリミノを落とす)操作も無いのである。
まずはファミコン版テトリスのゲームルールについて説明しよう。
基本的なゲームルールはまさにいつものテトリスで、落ちてくるテトリミノを横1〜4列に敷き詰めるとその段のブロックは消える。
消し損ないが重なって天井までテトリミノが積み上がってしまったらゲームオーバーだ。


tetris02.jpg


ファミコン版はステージ制になっており、25列消すとステージクリア。ステージが上がっていくごとにテトリミノが落ちるスピードが上がっていく。
その他に「ラウンド」という概念があり、ラウンドが0以外の場合はゲームフィールド上にいくつかブロックが配置された状態でゲーム開始となる。



tetris03.jpg


ラウンド3の場合はこのような感じだ。
これらのすでに配置されたブロックを活かしつつ如何に25列を消していくか、戦略性と対応力が問われることになる。

と書くと如何にも楽勝っぽい感じであるが、日本でヒットし世界標準ルールにも組み込まれたテトリスとは操作方法が異なっている。
方向キーの左右でテトリミノが左右に動くのは当たり前だが、方向キーの下を押してもテトリミノは落下速度を加速せずただその場で回転を行うだけ。
今時のテトリスのつもりでテトリミノを回転させようとAボタンを押そうものなら大変だ。一瞬で落下し固定されてしまう(いわゆるハードドロップだ)。
というのも、「方向キーの下で落下速度を加速させ、A・Bボタンでテトリミノを回転させる」というルールはセガのアーケード版テトリスで初めて作られたものであり、元祖も含めそれまでのテトリスの操作方法はこのファミコン版と同様だったのである。
もちろんテトリミノは自然落下していくのでセガのテトリスの通りのプレイも出来ることは出来るのだが、低次面でのテトリミノの落下速度は極端に遅いため、下の段まで落下するのを待つのはストレスがたまる。
「多少は列を乱しても計画的にテトリミノを一気に落下させていく」というプレイスタイルの方が楽しいと思う。

また、恐ろしいスピードでテトリミノが落下してくるため「思考速度の限界突破」を求められるセガテトリス系のテトリスと比べ、最高レベルでもスピードが割とゆったりのため「パズルゲームらしい頭の使い方」が出来るのもこのゲームの特徴だ。


tetris04.jpg


何しろ、同時に列を消していかないと面クリア時のボーナス点が一気に減ってしまうのだ。
がんがんハードドロップをしていっていきつつも、どのように消していけば効率よく列が消せるのかをのんびりと考えていくのもなかなか楽しいでは無いか。
あと、ステージ9をクリアすると、楽しげな音楽と共に小さい人々が現れてダンスで祝福をしてくれる。細々としていて大変かわいらしい。


tetris06.jpg


ラウンド0でクリアをすると3人しか出てきてくれないが、高いラウンドでクリアするともっと人数が増えて賑やかになる。
ちなみにラウンド3でクリアするとこんな感じだ。


tetris05.jpg


ぜひ一度くらいは最高ラウンドの5でステージ9をクリアしてみたいものだ。

ちなみにこのBPSというメーカーは、他にも海外製のパズルゲームなどを色々な機種に移植したりしている。
個人的には、ゲームボーイでの作品になるが「パイプドリーム」というゲームが大好きだ。
このテトリスが気に入った人は、BPSが移植した様々なゲームも遊んでみるといいかもしれない。


(次回の記事もテトリス。って思ったらアレ!?全然ルールが違うよ!?こちらをクリック!)


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posted by BAA at 13:30 | 鹿児島 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 平成生まれのファミコントーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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