2013年10月10日

AndroidタブレットユーザがiPadを使ってみて思ったこと(by ハラちゃん)

 はい、どうも。Androidヘビーユーザーのハラちゃんです(CV.清水國明)。
 iOS用アプリを作るのにMacが必要だという事を知って以来、Appleのことが割と嫌いになりました。
 なので、iPhoneやiPadの話題が出る度に「誰がAppleなんかに支配されるか!ケッ!俺っちにはGoogle様の自由な世界(見せかけ)の方が似合ってるぜ!」と思っては梨をかじっておりました。梨は後味がよくていいよね。
 ですが、Twitterの方でも書いたとおり、だいたい3ヶ月前の7月16日にiPadを購入しました。
 だいたいコナミの野郎のせいです。

 コナミというのは非常に合理的で非情なゲーム会社であり、いくらファンが熱望しても「売上が見込めねえんだから家庭用発売しねえよ」と様々な音ゲーの家庭用移植を途中で打ち切ってきました。あと、ときメモうんぬんでの訴訟とか見ても恐ろしい会社です。作ってるゲームのテンションの高さの割に、様々な修羅場を乗り越えてきたかのような血と硝煙の香りがします。たぶん社員全員魂斗羅です。
 話が恐ろしい方向へ逸れました。コナミは何年か前からjubeatやらREFLEC BEATやらDDRのiOS版を出していましたが、Androidにはなかなかそういったアプリを出しませんでした。
 元々Androidがサウンドの扱い関係で色々アレな部分があるので仕方が無いと諦めてはいたんですが、jubeat PlusのKindle版が出た瞬間、話は変わりました。

「あ、コナミ、端末ごとの検証面倒くさいからKindle版しか作る気ないな。」

 コナミの非情さに飼い慣らされている僕は瞬時にそう思いました。
 結果的にはGITADORAがKindle以外でのAndroid端末で出たので杞憂だったわけですが、「コナミの音ゲーが遊びたければiPadしかない」とその時の僕は思っていたのです。
 あと、タイミングの問題もありました。Nexus7を買うかiPadを買うかで悩んでいたのですが、7月中旬はちょうど新しいNexus7が「出るかなー?出ないかなー?」と顔をチラチラ見せたり見せなかったりしていた時期でもありました。
 7インチタブレットは持ってなかったので欲しかったのですが、iOS使わないでAndroidばかり持ち上げるようなことを言うのも何だし、コナミの音ゲーもしたいし、と思って購入を決めました。
 ちなみに持っているAndroidタブレットはREGZA Tablet AT300でした。インターフェイスがあるので直にUSB端子が差せるすごいやつだよ!
 あとスマートフォンはHTC J Butterflyです。HTC J Oneとかも絡めてHTCの置き土産になりそうなのが何か嫌ですが、マジで良機ですよ。アイヤイヤー。


 iPadを買う前の、僕から見たiOSのイメージはこんな感じでした。

・インテント機能が無いので操作上で小回りがきかない
・戻るキーが無いので指移動が大変そう
・Androidでは普通に使えるような機能が有料アプリで提供されるため、アプリ関係でお金がかかる
・でもゲームアプリがAndroidよりも種類が豊富で楽しそう
・Flashが使えないのでウェブサーフィンとか厳しそう
・Apple製品を買うことを強いられているんだ!


 それでは、これら4つの先入観が、使用した後にいかに変わったかを列挙していきたいと思います。



・インテント機能が無いので操作上で小回りがきかない

 Androidではアプリ間でデータの受け渡しを行う「インテント」機能が搭載されています。
 Androidユーザなら「共有」メニューの便利さをよく分かっていると思いますし、それが無いiOSを褒め称える人々を見ながらポカンとしてると思います。
 これには理屈があって、要するに「共有」というのは大抵ウェブサービスだとかメールだとかでデータを送り渡しする際に使うものなので、アプリ自身に「様々なウェブサービスやメールにデータを送り渡しする機能」を付けてしまえば問題無いのです。
 Androidのアプリはインテント機能があるので細々としたアプリが多いですが、iOSアプリは一つ一つのアプリが多機能でリッチです。
 また、逆にインテント機能が無いおかげで、iOSアプリは一つ一つのアプリが他のアプリに影響しないよう動作(サンドボックス)するのでセキュリティが高められているわけです。
 そして、URLを利用してアプリを起動する「URLスキーム」(パソコンやAndroidでもおなじみですね)などを使い、擬似的にAndroidと似たようなインテント機能を利用することも可能です。
 まあ、URLスキームに関しては、自作アプリとマイナーなアプリ間で情報共有させる暇な作者もいないので、実質的にはメジャーなアプリを使わなければ恩恵を感じることはなかなか無いのですが。
 こんなんじゃ、「iOSアプリは儲かる」と言って多々出しても、頑張ってマーケティングしてヒットしてメジャーにならなければ雀の涙ほどのお金にしかならないんじゃ無いでしょうか。もしくは、コロンブスの卵のように発想力を発揮してニッチかつ必須なアプリを作るか、ですかね。
 ちなみに、iOSでは既定ブラウザをSafariから変更することが出来ないのですが、Safariで見ているページを他のブラウザアプリを通して見たい場合は、Safariで「任意のブラウザアプリで開くためのブックマークレット」を使えばいいのです。
 結果的には、Androidと比べるとタップ数は同じぐらいですが、(iPadの場合)指移動が激しい分ちょっとiOSはしんどいかも。



・戻るキーが無いので指移動が大変そう


 これに関してはアプリによって左右されます。まだiOS7にバージョンアップしていないのでアレですが、iOS6版のSafariに関しては端末サイズが小さいiPhoneの場合はいいでしょうがiPad版では戻る・進むやブックマークボタンが上すぎます。ブックマークレットを使うだけでどれだけ指を動かさせる気なんだApple。
 ただ、ここ最近出たReeder2というRSSリーダーアプリはスワイプ操作をたくみに使い、指移動も少なくとても操作感のいいUIを実現させていたり、iOS7でのSafariや他のアプリも色々とUIを工夫したりしていますので調べてみるといいかもしれません。Androidの場合は戻るボタンやメニューボタンがあるため、逆にそういうスワイプを利用した革新的な操作方法は生まれにくくなっていると思います。
 UIが練られたアプリの大体はメジャーなアプリです。逆に言えば、ユーザが簡単かつ迅速に事を行うため、UIをきちんと練ればそういうアプリの仲間入りも出来るかもしれません。
 Androidに関しては「共有機能の順番を入れ替えるだけのアプリ」など、ビックリするほど小さなカスタマイズ専用アプリがあったりするぐらいので、元々のアプリのUIが糞でもインテントさえあれば何とかなります。インテント万歳。


・Androidでは普通に使えるような機能が有料アプリで提供されるため、アプリ関係でお金がかかる

 確かにアプリ購入のためのお金はかかりますが、その分一つ一つのアプリが多機能だったり操作感が素晴らしかったりとリッチな体験が出来るので正直不満はありません。
 Androidと比べてチェックする端末数が少なく済むというiOSの利点のおかげで、作られるアプリ数自体がかなり多く、また「メジャーなアプリにユーザのお金が一挙集中する」という事情もあり、iOSの場合「ユーザに金を払ってアプリをダウンロードしてもらう」といういわゆるリワード広告が大量に出ます。恐ろしいほどに出ます。毎日出ます。ただし、大体16〜18時という時間限定で出るので社会人さんはドンマイです。僕もドンマイ。
 残業ばかりでゲームなどする余裕の無いサラリーマンより、定時帰りのサラリーマンや学生さんの方がお金を落としてくれるのでそこあたりは仕方が無いと言えましょう。
 色々お小遣い稼ぎアプリを吟味していけば、アプリ1件につき40円前後は稼げると思いますので、それを利用してiTunesギフトを貰っていけばいつかはいい環境が整うことでしょう。
 ちなみにAndroidだと数はそこまで多くないけれど、時間限定でのリワード広告というのは無かったりします。割と不思議な感じ。



・でもゲームアプリがAndroidよりも種類が豊富で楽しそう

 なんかランキング見てみたら、Androidでも配信されてるのがほとんどだったので正直残念な感じでした。
 でも音ゲーは別な。音ゲーは別。Androidは構造上やら端末チェックやらで音ゲー作るのが難しいけど、その点iOSなら音ゲー作り放題。ヤバイ。コナミに金をむしり取られる。
 タイトーのグループコースターや、カプコンのオトレンジャー、コナミのjubeat、REFLEC BEAT、GITADORA。つい最近ポップンリズミンなんてのも出たっけか。
 まるで走馬燈のようにタイトルが思い出されるぐらい音ゲー豊富。音ゲー天国。多すぎて時間吸われて逆に地獄。天国と地獄。jubeatで早速パック買ってやりましたともさ。くそう、コナミ!音ゲーマーからの金のむしり方をよく知ってやがるな!



・Flashが使えないのでウェブサーフィンとか厳しそう

 iPhoneやiPadが死ぬほど普及していますので、リッチなウェブサイトもJavaScriptやHTML5等を使ったりと自然と脱Flashの流れに沿っていきました。モーゼが海を割った時みたいな感じで、AppleがFlashという名の海を割りました。ジョブズがチョップで割りました。
 大体のニュースサイトやブログで使われるFlashは広告やブログパーツが主ですし、一番重要なYoutubeはきちんとHTML5版がありますのでそこまで不便は感じません。
 もちろんブラウザゲーム(例:艦これ)やらでFlashを使っているサイトも多々あるのですが、最悪Flash対応のブラウザアプリ(※有料)を使えば何とかなりますぜ兄貴。金は僕らを苦しめる、けどたまには救ってくれるのさ。



・Apple製品を買うことを強いられているんだ!

 言うほど強いられはしませんが、「Apple製品を買えば素晴らしいことになるんだろうなぁ。あんなことこんなこと出来ちゃうんだろうなぁ」という気分になります。
 実際Apple製のアプリにせよ機器にせよ出来が良くあれば便利なのですが、ちょっと高いですしいかんせん独自規格なので使い回しがききません。「我はAppleと共に生き共に死ぬ」という覚悟が求められます。
 あと、たまに「Lightning規格作ったよー」などと言いながら、これまでの周辺機器を物理的に全部使わせなくする方策をとり、これまでの周辺機器を使えるようにするためのアダプタを高値で売ったりもします。「我はAppleと共に生き共に死ぬ」という忠誠心が求められます。
 Apple製品は出来がよく安定していますが、Appleに逆らう者に対しては容赦ないっぽいのでApple愛を磨き合いましょう。まずはApple製品を自分の布団に招き入れ添い寝していくといいでしょう。そこから焦らずA・B・Cです。


 と言うわけで、AndroidヘビーユーザーがiPadを使った感想でした。夜道が怖いのでヘイトちんまり。
 ちなみに他の感想としては「スリープした状態だとバッテリーがほとんど減らないのがすごい」「日本語入力糞すぎ」「というか文書編集はiPadじゃ厳しすぎ」という感じでした。即Bluetoothキーボード買ったよ!
 あと、アプリの権限(GPSを使うかだとか)に関してはAndroidはインストール前に確認するに対し、iOSは実際その機能を使うタイミングでユーザに可否を問う形を取っている(=基本的にユーザが許可しない限り使えない)という仕様になっているようです。
 正直そちらの方が分かりやすいですし、権限読まなかったり意味分からなかったりで情報流出してしまうAndroidユーザがたくさんいることを考えると、セキュリティ的にはiOSの方がいいんじゃないかと思いました(ところでFacebookアプリが勝手に電話帳データを送るうんぬんは権限許可のダイアログとか出るんですかね?)。
 個人的には、いつも身に付けるスマートフォンとしては細かいカスタマイズが出来るAndroidに、リッチに使いたいタブレットにはiOSに軍配が上がると思いました。
 ただ、どちらにしても微妙な差ですのでもう好みで決めちゃっていいと思います。Androidの場合ユーザが使いこなせないと、iOSよりもやれることがうまくいかないのでそこ辺りは気をつけていただきたいと思います。
 あと、知らない人にスマートフォンやタブレットを勧めるならまずiOS(iPhone・iPad)を勧めた方がいいです。下手にAndroidを勧めると、貴方の貴重なプライベートタイムが知人に対する無償サポートにあてられることになるでしょう。
 また、比較対象のREGZA Tablet AT300は2年前の機種ですから、最新のAndroidタブレットではまた色々事情が変わってくるかもしれません。コナミの音ゲーに関しては変わらないだろうけどな!ケッ!



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posted by BAA at 10:12 | 鹿児島 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | デンマンチャンネル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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